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上杉謙信が愛用していた国宝「山鳥毛」展示へ 瀬戸内市長に借用依頼

2024年09月18日 16:06更新

「謙信公祭」は来年、100回目を迎えます。この節目を盛り上げるため上杉謙信が愛用していた国宝「太刀 無銘一文字」通称「山鳥毛」を市内に展示しようと、今月12日小田副市長などが刀を所有する岡山県瀬戸内市の武久顕也市長を訪問し、借りられるよう依頼しました。

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国宝「太刀 無銘一文字」通称「山鳥毛」は鎌倉時代中期に作られ、上杉謙信や景勝の愛刀としても知られています。謙信公祭を主催する「謙信公祭協賛会」は、祭りが来年100回目の節目を迎えることを記念し市と連携して「山鳥毛」を市内に展示したい考えです。

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これに合わせ小田副市長と祭りの実行委員会の青栁伸一実行委員長が今月12日「山鳥毛」を所有している瀬戸内市の武久顕也市長のもとを訪れ中川市長などの名前が入った文書を手渡して借りられるよう依頼しました。

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小田副市長は「記念すべき100回目の謙信公祭でお借りできればうれしい」と話しました。

これに対し武久(たけひさ)市長は「課題をひとつひとつ乗り越えていけるように努力したい」と伝えたということです。武久市長は貸し出せるか年内をめどに判断をします。

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「山鳥毛」を巡っては上越市が7年前、歴史博物館のオープンに向け取得しようとしましたが所有者と折り合いがつかず断念した経緯があります。市では借りられた場合、謙信公祭を含む期間、歴史博物館に展示することを想定しているということです。

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