2024年08月23日 16:00更新
中川市長に辞職を求めようと、市民有志の会が22日(木)に上越市内で集会を開きました。会場には300人以上が集まり、市長が自ら辞職しない場合、住民が解職を求めるリコール運動を行うことを決めました。
集会は、中川市長が上越市議会から辞職勧告決議を受けたにも関わらず辞職しないことから、市民有志が世話人となり開きました。300人以上が参加し、中川市長の発言や市政運営について意見を交わしました。
世話人 津有区 丸山彰さん
「(辞職勧告決議は)辞職を勧めるだけで、本人が動かなければこのままでは何も進まない。市民が動かなくてはいけない」
世話人10人が壇上に上がり、中川市長は辞職すべきだと訴えました。
その1人、桑取谷浜地区の和瀬田仙二さんは、2001年に中川市長が上越市に移住してNPO法人のメンバーとして活動していたときに理事長を務めていました。
世話人 桑取谷浜地区 和瀬田仙二さん
「中川市長が上越市に移住した日から付き合ってきた。大事に育てて更生してもらいたかったが、私の考えは甘かった。絶対にあってはならないこと。彼は辞めるべきだ。新しい市長に市政の立て直しを頑張ってもらいたい」
集会では、市長が自ら辞職しない場合、住民が解職を求めるリコール運動を行うとする決議案が示されて採択されました。
参加者
「全国で報道されていて、はっきり言って恥。ずっと市長を応援してきたが、裏切られた気持ち」
「一番大事なのは、辞めた後を担えるリーダーがいるのか」
リコールに必要な署名数は、選挙人名簿登録者数の3分の1以上です。上越市の選挙人名簿には、15万5306人(6月1日現在)が登録されています。
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