2024年07月11日 14:10更新
乳児の発育や遊び方を学んでいる上越公務員・情報ビジネス専門学校の生徒が、学校の近くにある保育園に手作りのおもちゃをプレゼントしました。
おもちゃを作ったのは、こども保育幼稚園科の2年生20人です。学校では3年前から、歩いて10分ほどの場所にある上越市立東本町保育園と交流を続けていて、毎年おもちゃをプレゼントしています。今年は0~1歳児向けと2歳児向けにあわせて4つ作りました。
これは2歳児向けに、段ボールで作った高さ50センチほどのキッチン台と、牛乳パックで作ったコンロです。園にあるままごとセットを使って遊ぶことができます。
生徒たちはおもちゃを作るために先月園を訪れ、子どもたちが遊ぶ様子を見たり保育士からごっこ遊びが好きなことなどを聞いて、デザインや安全に遊べる工夫を考えました。
生徒
「段ボールなどで子どもたちが手を切らないように、透明のテープで保護した。色は、興味を持つように考えて明るい色に。みんな楽しく遊んでくれて、頑張って作ったかいがあった」
これは0~1歳児用のおもちゃです。引っ張ったり動かすと音がなるようになっていて、視覚や聴覚の発達に役立つことを意識したということです。
生徒
「チェーン引っ張ると音が鳴るおもちゃ。握る力を養ったり、音を楽しんでほしい」
生徒たちはこのあと保育実習などを行い、保育士や幼稚園教諭を目指します。
生徒
「直接保育士を見ることで、子どもとの関わり方や興味を持ってもらえる声がけなどを学べた」
東本町保育園では、去年とおととしにプレゼントしてもらったおもちゃを今も大切に使っているということです。
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