2017年10月31日 18:09更新
能と狂言を鑑賞し体験する教室が開かれ、上越市と妙高市の中学生が日本の伝統芸能に親しんだ。
教室は、「能」や「狂言」に触れ日本の伝統芸能について理解を深めてもらおうと市内の企業や上越商工会議所などでつくる久比岐能実行委員会が毎年開いている。13回目を迎える今回は、上越市と妙高市にある中学校11校から800人を超える生徒が参加した。
はじめに、能楽師の観世 喜正さんから能には楽器やコーラスが入ることや狂言は滑稽な劇が多いことなど特徴や歴史の説明を受けた。
続いて、山伏が柿を盗み木の持ち主にばれないよう様々な動物の鳴き声をまねる狂言「柿山伏」やクモの妖怪を武士が退治する能「土蜘蛛」が上演された。
鑑賞のあとは、生徒の代表がステージに上がり能の独特な歩き方「すり足」に挑戦した。
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