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旧上越観光物産センターを譲渡へ 人間ドッグなど受けられる施設に

2024年11月26日 16:33更新

上越市は、老朽化により休止していた藤野新田の旧上越観光物産センターを、一般財団法人「新潟県けんこう財団」に譲渡する方針であることがわかりました。「新潟県けんこう財団」は、この土地を購入して改修し、再来年の1月から人間ドッグや健康診断などが受けられる施設として運営していく方針です。

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これは26日(火)に開かれた上越市定例記者会見で明らかになりました。 

リージョンプラザ上越の南側、上越市が所有する旧上越観光物産センターは、新潟市や長岡市など県内5か所で人間ドッグや健康診断が受けられる施設を運営している一般財団法人「新潟県けんこう財団」に譲渡される方針です。建物は無償で譲渡し、土地はおよそ3300万円で売却します。新潟県けんこう財団は既存の建物を改修し、上越地域に住む人を対象に人間ドッグや健康診断を行なう施設を運営する計画です。

財団によりますと、上越インター周辺には商業施設もあって受診者の利便性が高く、受診率の向上が見込まれるということです。

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現在市内で健康診断などが受けられる場所は上越医師会館や各地区で行っている集団健診、各医療機関などがありますが、定員を超えて予約ができず、市内で受診できなかったケースもあり、この施設ができることで、より多くの市民が受診できるようになると期待されます。

新潟県けんこう財団では来年中に建物の改修工事を行い、再来年1月から事業を始める計画です。事業費は10億8000万円を見込んでいます。

旧上越観光物産センターは30年以上前に建てられ市が管理していましたが、施設の老朽化や土産店の移転などで利用者が減ったことから今年4月から休館していました。市では民間の事業者による利活用の提案を募ったところ、「新潟県けんこう財団」の1社のみから応募がありました。市では旧上越観光物産センターの財産の処分と無償譲渡について、12月議会に提案します。

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