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有田小児童 生ごみから電気ができる「しくみ」を学ぶ

2024年11月26日 15:15更新

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上越市立有田小学校の児童が25日、上越市内の工場を訪れ、生ごみを利用して、電気ができる仕組みを学びました。

有田小学校の4年生104人が訪れたのは、頸城区にある上越マテリアルの工場です。工場では市内の学校や家庭から出た生ごみを利用して電気を作り、電力会社に販売しています。

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Still1126_0000325日(月)は、上越マテリアルの松苗和徳 課長から発電の仕組みなどについて説明を聞きました。松苗さんは家庭などから回収した生ごみを発酵させ、その時に出るメタンガスを燃やすことで発電ができると話しました。

Still1126_00004このあと、児童はシャボン玉を使った実験をしました。実験では、メタンガスが入っている袋を押してシャボン玉を作り、火を近づけます。すると、シャボン玉から火が起きました。

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上越マテリアルによりますと、工場に運びこまれる生ごみの量は、1日当たり平均50トンです。

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生ごみから発生するガスはおよそ6000立方メートルで、学校の一般的な25メートルプールに例えるとおよそ16杯分。これを燃やして発電する電力は750世帯分です。

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工場では発酵させた生ごみから肥料も作っています。

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児童
「楽しかった。いろいろなことも学べてうれしかった。(ガスに)火をつけたことや、ごみのリサイクルを学んだ。ごみをもっと減らしたいと思った」
「(ごみが)電気になったところもびっくりした」

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上越マテリアル バイオマス変換工場 松苗和徳 課長
「児童が帰るときに笑顔で『楽しかった』と言っていたので理解してもらえたと思う。発酵して生ごみを処理している。発酵が苦手な(ごみ)がある。上越市のパンフレットを確認して生ごみを出してほしい」

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