2024年06月12日 15:10更新
マゼランペンギンの飼育数が国内で最も多い上越市立水族博物館うみがたりで今年もヒナが誕生し、すくすくと育っています。
うみがたりでは、マゼランペンギンが3月に卵を産みました。先月中旬からヒナが次々とかえり、いま10羽ほどがすくすくと育っています。エサは親がアジを吐き戻して与えています。
今月7日、生まれてから2週間が経ち、重さは1.2キロまで増えました。
うみがたり 村上真衣さん
「親が一生懸命に子育てしている。鳴き声が力強くなってきた。早いヒナは歩き回るほど順調に成長している」
巣穴ではヒナが元気に鳴く姿や、親鳥がエサを与える様子などを見ることができます。ヒナはふわふわとした灰色の毛で覆われていますが、このあと1か月ほどで毛が抜け、プールで泳ぐ姿が見られるようになるということです。
うみがたりで飼育されているマゼランペンギンの数は国内で最も多く、今回生まれたヒナを含めるとおよそ120羽になりました。
うみがたり 村上真衣さん
「観察するのもいいし、耳をすますとヒナの鳴き声も聞こえる。五感でマゼランペンギンの姿を楽しんでほしい」
巣穴の中にはカメラが設置されていて、子育てのようすを2階のマゼランペンギンミュージアムの近くにあるモニターで見ることができます。また、スタッフが巣穴にカメラを近づけてモニターに映す「巣穴ツアー」が、今月土曜日と日曜日の午後1時から行なわれます。
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