2024年05月02日 11:40更新
直江津D51レールパークの今季の営業が3日(金)から始まります。これまでメイン会場として使われてきた扇形の車庫は建設から80年が経ち古くなっていることから当面の間、利用を車両見学ツアーのみに絞ることになりました。このため車庫の代わりとなるイベント会場が車庫の隣に新たに設けられました。
扇形の車庫はレールパークのメイン会場としてグッズ販売や車両の展示が行われてきました。
今年1月1日の能登半島地震では、上越市で最大震度5強が観測されたものの車庫に被害はありませんでした。
竹内幸一 営業部長
「もし地震があった場合に避難できるのか会社で検討してきた。まずは外で楽しんでもらえる仕組みを作りスタートしていく」
このため車庫の代わりとなるイベント会場が、車庫の隣にある屋外スペースに新たに設けられました。コンテナを置き、その中でグッズの販売や縁日などのイベントが開催されます。今季の営業が3日(金)から始まるのを前に、会場の整備が3月末から1か月ほど行なわれました。
竹内幸一営業部長
「車庫から出た外の構内をゆっくり見られるような施設に改良した。鉄道を楽しんでもらうためアイデアを出す。ぜひ利用してほしい」
連休の営業は3日と4日で午前9時45分から午後3時30分までです。車庫ではヘルメットを着用し、1日3回1回20人限定で見学ツアーが行われます。3日と4日に限り12歳以下はレールパークの入場料とえちごトキめき鉄道の普通列車の運賃が無料になります。
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