2024年04月10日 17:55更新
宿泊型の産後のケアサービスなどを行う「助産院まんまる」が来月中旬、上越市柿崎区にオープンする予定です。現在開設に向けて柿崎区に住む助産師の藤橋杏美さんがクラウドファンディングで資金を募っています。
藤橋杏美さんは去年、大阪から夫の実家がある柿崎区に引っ越しました。また、2人の子どもを育てている母親でもあります。
上越市には現在助産院はありません。藤橋さんは病院よりも気軽に出産や育児の相談ができる場所をつくりたいと「助産院まんまる」を開くことにしました。
藤橋さん
「上越市に引っ越し、子育てしてきて子育支援が手厚いことに驚いた。生後6~7か月以降は子育てがしやすいが、それまでの期間は支援が必要。力を入れていきたい」
助産院の建物は空き家を改装します。現在は内装の工事中で、オープンは来月中旬を目指しています。「助産院まんまる」では、赤ちゃんと一緒に日帰りや宿泊しながら母親が体を休めたり育児のサポートが受けられる産後ケアサービスを行います。また、妊娠中から育児や更年期など女性のさまざまな相談に応じる予定です。出産は取り扱いません。
藤橋さんは開設に向け「より豊かな妊娠中から育児期間を過ごしてもらいたい。その選択肢の1つとして助産院での活動を頑張りたい」と話しています。
このほか助産院には店舗になるスペースもあり、育児用品の販売や子育てなどに関する本の貸し出しも行う予定です。
藤橋さんは助産院の開設に向けてクラウドファンディングで資金を募っています。目標金額は150万円で期間は来月3日まで。クラウドファンディングはインターネットサイト「For Good」で受け付けています。詳しくは藤橋さんまでお問い合わせください。
助産院まんまる
■電話:℡090-7116-9679
■インスタグラム:@fjhs.mW
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