2023年12月25日 13:32更新
小正月の縁起物、まゆ玉飾りをつくる教室が上越市頸城区の坂口記念館で23日(土)に開かれました。この教室は子どもたちに日本の伝統文化を知ってもらおうと、頸城区の公民館事業として開かれました。参加したのは区内に住む親子13人です。
まゆ玉飾りは、蚕の繭をイメージして団子をつくり、それをミズキの木につけて五穀豊穣や健康を願う小正月の縁起物です。参加者ははじめに紅白のもちを丸めて団子をつくったあと、俵や小判の形をしたモナカといっしょにミズキの枝に飾りました。
教えたのは、地元に住む女性たちなどです。
参加した子ども
「こういうお正月飾りがあるんだ、面白そうだと思って参加しました。(餅を)伸ばしながらゆっくりゆっくりぎゅっとまいていった」
「楽しかったです。玄関に飾りたい」
保護者
「普段はやらないことだと思うのでそういう経験を(子供たちが)経験することは良い事だと思う」
頸城地区公民館 主事はイベントを終えて「きょう参加した保護者が子どもの頃におじいちゃんと(まゆ玉飾り作り)をやったと話していた。そういう実体験を今の子どもちにも体験してもらいたい。楽しい行事としてこれからも残ってほしい」と振り返っていました。
参加者は、まゆ玉飾りを持ち帰りました。
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