2023年12月25日 11:51更新
着物の生地で作った来年の干支「たつ」の人形が、上越市本町の和雑貨おおすぎやで販売されています。
来年の干支「たつ」の人形です。大きさは、高さ14センチ、幅11センチです。素材には高級な着物の生地「ちりめん」が使われています。
作ったのは、上越市本町にある和雑貨おおすぎやです。店では、使われなくなった着物をリメイクした洋服を販売しています。
干支の人形づくりは、店主の宮越紀祢子さんがリメイクの過程で生まれる端切れを活用できないかと考えたのがきっかけで、30年以上前に作りはじめました。店が「たつ」を作るのは、ことしで3回目です。
宮越紀祢子さん
「たつは、十二支のうち唯一架空の生き物。どんな顔で角がどのようになっているのか確かめようがない。いろいろな屏風絵などを見て、想像しながら制作した。デザインを作る時が一番大変だった」
ことしは、これまででもっとも多い20種類のたつが作られています。ツノにはひもを使っています。また、ひげには水引を鉛筆に巻き付けてらせん状にしものをあしらっています。手づくりのため、1日に作れる数は5個までです。
訪れた人
「布の組み合わせが素敵。自分の好みでどれにしようか迷う」
宮越紀祢子さん
「ちりめんは布に凹凸があり伸縮性がある。また、曲線がきれいに出る。たつは勇壮で活力のある生き物のイメージ。コロナでいろいろな場面で痛めつけられやっと回復し始めたころなので、ますます元気で活力のある年になってほしいという願いを込めた」
「たつ」の人形は1つ3630円(税込)で、来年1月上旬まで販売されています。詳しくは、和雑貨おおすぎやまでお問い合わせください。
おおすぎや
℡.025-525-2501
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