2023年12月17日 13:20更新
上越地区の高校の美術部と書道部の合同作品展が16日、17日と上越市本町のミュゼ雪小町で開かれました。作品展には上越地区の高校、11校から美術作品81点、書道作品36点が展示されました。これは生徒同士が互いの作品を見て、創作活動に刺激を与えあうことを目的に50年以上前から毎年開かれています。作品はこの日のために特別に描いたものやこれまでの作品の中から力作を出したものまで様々です。これは上越総合技術高校太田陽菜さん(2年)の作品「メジロと雪椿」です。ことし初めて習った日本画に挑戦しました。
「県大会で日本画を描いて楽しかったからまた挑戦した。背景に揉み紙を入れている。県花を書いてみたくて題材を雪椿にした。」
これは上越総合技術高校池田実咲さん(2年)の作品「妖言(およずれごと)」です。赤を中心に怪しげな雰囲気の路地裏を描きました。
「元々妖怪が好きなので怪しげな雰囲気を書きたかった。提灯からの灯りが周りに反射するように赤が多めに入っている。」
生徒は会場内の作品を見ながらさっそく来年の創作活動に意欲を見せていました。
生徒
「自分では思いつかない構図のものがあったので今後の参考にしたい」
「自分は動物などの単体を描かないので今後のインスピレーションが沸いた」
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