2023年11月24日 18:22更新
警察の要請で行方不明者の捜索などに協力する嘱託警察犬に、妙高市の「ダイアナⅡ オブサウス スター号」が任命され、県警から嘱託書が交付されました。
嘱託警察犬に任命されたのは、2歳メスのラブラドール・レトリーバー「ダイアナⅡ オブサウス スター号」です。嘱託警察犬は、警察からの要請を受けて、行方不明者の捜索や容疑者の追跡など捜査に協力します。ふだんは一般の家庭で訓練を受けながら飼われています。
ダイアナⅡ号は、先月行われた県警の審査会「足跡追及」部門で初めて合格し、来月1日から1年間、妙高警察署などの捜査に協力します。
24日(金)は、ダイアナⅡ号とその飼い主で指導者の妙高市諏訪町の会社員 安本盛夫さんに、妙高警察署の大竹健一署長から嘱託書が交付されました。ダイアナⅡ号は上越地域で唯一の警察犬になります。
妙高警察署 大竹健一署長
「犯罪捜査だけでなく、高齢者の行方不明の捜索にも期待している」
指導者の安本さんは、これまで嘱託警察犬を3頭育てていて、ダイアナⅡ号が4頭目です。
安本盛夫さん
「今まで警察犬の活動をしてきて、5年ぶりに新しいイヌで活動できる。刑事事件や行方不明者の捜索など、協力できるように指導しながらやっていきたい」
安本さんが育てていた1代前の警察犬は、主に行方不明者の捜索で2年間で14回ほど出動したということです。
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