2023年11月04日 15:15更新

3日午前6時ころ、漁船が直江津港東防波堤付近消波ブロックに乗り揚げる事故がありました。

上越海上保安署によりますと3日午前5時20分ころ、上越市沖で漁を終えた上越市在住の男性3人が乗った漁船が直江津港東防波堤付近消波ブロックに船を乗り揚げました乗り揚げにより船底を損傷しエンジンルームに浸水があったものの自力で離礁し、直江津港漁港区内に入港しました。

乗員3人にけがはありませんでした。また、船体から油などの流出もありませんでした。

事故当時の天候は晴れ。風速5メートルの風が吹き、波のうねりは0.5メートルでした。

上越海上保安署によりますと、現在船長や乗組員から事情聴取を行い事故原因を調査中だということです。船体損傷状況は船体中央部船底部において長さ2メートル50センチメートル、幅50センチメートルの範囲に、へこみや船体の亀裂があったということです。。亀裂による浸水か所はエンジンルームのみでした。

上越海上保安署では気象情報や満潮干潮などの情報を活用し海難事故の未然防止を呼び掛けています