2023年10月16日 10:00更新
今月5日と6日に千葉県の幕張メッセで「地方自治情報化推進フェア2023」が開かれ、上越市が取り組む自治体DXの推進について、市と地元のIT企業ジェーミックスがプレゼンテーションしました。
このフェアは、地方公共団体情報システム機構が主催となって毎年行っているイベントです。利便性の高い先進的な情報システムや、災害に強い最新システムの展示を行うとともに、行政サービスの高度化、地域課題の解決における積極的なICTの活用方法などについて、講演会やセミナー、トークセッション、プレゼンテーションを行うことで、自治体DXを推進することを目的に行われています。
今年のフェアは10月5日と6日に行われ、上越市は5日に上越市のIT企業 ジェーミックスとともにDXの取り組みについて発表しました。
講演者は上越市役所総務部行政イノベーション課 課長の水澤弘光さんと、市のDX化をサポートしている株式会社ジェーミックスの石田直人さんです。
プレゼンテーションのテーマは「上越市の自治体DX 『機動力』を手にするための新発想のモダナイゼーション」です。
水澤さんは上越市が地域DXを推進する背景やこれまでの活動をはじめ、自治体が抱える課題をクリアするために行った自治体DXの取組みを紹介しました。上越市ではオンラインでの業務推進、タイムリーな情報共有と意思決定、場所を選ばない柔軟な働き方を目指し、上越市職員1600人の業務のデジタル化など、自体DXを推進しています。
また、石田さんは機動力の高い執務環境を実現するハイブリッドクラウドサービスや仮想デスクトップ環境(VDI)の整備手法、自治体DXにおける利活用例を紹介しました。
当日は70人限定の会場がほぼ満席となり、多くの人たちが上越市の取り組みに耳を傾けていました。
株式会社ジェーミックス 石田直人さん
「会場には自治体の方が多くいらっしゃったように感じました。また、フェアの後日になりますが、当日プレゼンを聞かれたほかの自治体や企業から問い合わせをいただいているようです」
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