2023年10月05日 14:14更新
明治時代に現在の上越市立上雲寺小学校の初代校長を務め、子どもたちの教育に力を尽くした「中村三代太郎」を顕彰した公園で樹木の名前などを書いた看板が傷んでいたことから、地元のひとたちと児童が新しい看板38枚を手作りして4日(水)に設置しました。
新しい看板が設置されたのは、校門近くにある「中村公園」です。
この公園は、明治19年から38年間に渡り上雲寺小学校の初代校長を務め、地域の子どもたちの教育に力を尽くした「中村三代太郎」を顕彰して作られました。
公園には、樹木の名前を書いた看板がありましたが、公園で草取りしていた3年生が看板が壊れていることに気付き修理を願い出たということです。これを知った同窓会会長が地域のひとに新しい看板づくりを手配し出来上がると3年生19人が看板に色を塗って樹木の名前を描きました。
4日は3年生が中村公園で看板38枚を設置しました。児童は、固い土を掘り返し金づちやハンマーで看板を立てていきました。
3年生
「トンカチで看板をさすのが難しかった」
「いろんな人がよく見えるよう目立つ色を塗った」
「明るい公園になってほしい」
児童は今後、今回の活動を振り返り新聞にまとめることにしています。また、公園をもっと楽しめるようスタンプラリーなどの催しを考えるということです。
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