2023年09月29日 10:45更新
上越地域の中高生などでつくるバレーボールのクラブチーム「上越クラブ」が、今週末にクラブチーム対象の全国大会14歳以下の部に4大会連続で出場します。本番直前、練習の様子を取材しました。
「上越クラブ」に所属している中学生は65人です。チームは7月の県大会で優勝し、4大会連続で全国大会への切符をつかみました。
県大会優勝時 写真提供:上越クラブ
池田孝義監督は、今年のチームはキャプテンの遠藤昊明を中心にまとまりが良く、メンバー全員がスパイクを打てる「攻撃力の強さ」が武器だといいます。
池田孝義 監督
「例年はエースがいて破壊力のある年が多いが、今年は全員でつないで1点をもぎ取るチーム。(1か月ほど前から)部活をしていた3年生がヤングバレーに意識を集中させて、チームのまとまりが出てきた。学校は違うが仲が良く、同じ学校の仲間のように高め合っている」
遠藤昊明 キャプテン(城東中)
「今の課題は、細かいミスを少なくすること。練習を重ねて段々と改善されてきている」
今年力を入れて練習してきたのはブロックです。ネットをあえて低くして、基本姿勢を意識しながら練習することで、少しずつワンタッチがとれるようになってきました。
攻撃の要、エースアタッカーのキャプテン遠藤昊明と小林絢は、ハイレベルな技であるアタックラインの後ろから踏み切るバックアタックにも挑戦しています。高校生のプレー動画を見てイメージトレーニングをしながら繰り返し練習してきました。
池田孝義 監督
「ことしは特に高校に近いレベルを求めて練習している。実戦に近いことを想定した練習や、対戦相手にOBや高校生に来てもらうことで、普段から高いレベルで練習を積めている」
チームの練習は週3回。メンバーそれぞれ学校がちがうだけに、コミュニケーションを大切に声を掛け合っています。
チームは、過去9回全国大会に出場していて、最高成績は決勝トーナメント進出でした。遠藤キャプテンは、それ以上の成績を目指し、自信を持って戦いたいと意気込んでいます。
遠藤昊明 キャプテン(城東中)
「目標は優勝。いつもと場所は違うが、しっかりと実力を出せるように頑張りたい」
クラブチームの全国大会「全国ヤングクラブバレーボール大会」14歳以下の部は、30日(土)から和歌山市で開かれます。
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