2023年09月25日 18:35更新

上越市は酒気帯び運転した上越市ガス水道局職員を25日（月）付けで停職5か月の処分としました。

処分を受けたのは上越市ガス水道局の経営企画課の係長40代男性です。

市によりますと、この職員は今年8月25日（金）の夕方、私用のため自家用車で新潟市に向かい、午後10時頃まで市内の飲食店で友人と飲酒。その後、コインパーキングに駐車していた自家用車の中で寝た後、翌日の午前4時頃、トイレに行くために自家用車を運転してコンビニエンスストアに行きました。その後、移動しようと運転していたところ、検問中の警察による呼気検査を受け、基準値を上回るアルコールが検知されました。

今回の処分に対して、中川市長は「昨年末から立て続けに飲酒運転事案が発生し、全庁をあげて飲酒運転の根絶に向けた取り組みを進めている中、再び飲酒運転事案が発生したことは、誠に遺憾であり、市民の皆様の信頼を大きく損ねてしまったことに対し、心から深くお詫び申し上げます。本日、飲酒運転を絶対にしない、させないための職員の具体的な行動を定めた『飲酒運転の根絶に向けた行動指針』を策定いたしました。市民の皆さまから期待と信頼を一日も早く取り戻すことができるよう、職員と共に一丸となって再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

飲酒運転の根絶に向けた行動指針によりますと、具体的な取り組みとして「全ての職員がチェックリストによるセルフチェックを実施」、「所属長によるセルフチェック結果の確認及び指導」、「職場のパソコンにおいて注意喚起のポップアップを表示」、「動画を活用した職場研修の強化」を行うということです。

このほか、管理監督者責任として、ガス水道局の経営企画課長50代男性が文書注意、ガス水道局長50代男性が口頭注意を受けています。