2023年08月31日 17:27更新
記録的な高温や渇水被害が続くなか上越市は31日(木)、田んぼの干ばつについて農家を支援する災害復旧対策を打ち出しました。
それによりますと、市は町内会ごとに田んぼのひび割れについてアンケートを取り、申請のあった田んぼについて稲刈りが終わってから、ひび割れの状況を順次調べることにしています。その結果を踏まえて、田んぼに深さ20センチ以上の亀裂が複数あった場合、復旧工事にかかる経費の65%が補助されます。この関連予算は9月議会に提案されます。
また市は、農作物の渇水被害対策について、8月4日から受付けを始めましたが、これを7月24日までさかのぼって受付けると変更しました。これにより、早めに渇水対策でポンプなどを購入した農家も対象になります。なお、受付けは9月10日までです。
上越市農林水産部 空周一 部長
「(農家から)ひび割れを来年度に向けて直したいと要望があった。速やかに直したい。(渇水被害)同じような規模が5年前にあったので、それを参考に対策を考えたが(被害を)前提に備えていく必要がある」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.