2023年06月01日 18:18更新
人手不足を解消しようと、妙高市の11の事業所が「妙高はねうま複業協同組合」を立ち上げ、1日(木)から業務をはじめました。これまでに2人の女性が採用されていて、それぞれの事業所のニーズにあわせて働くことになります。
「妙高はねうま複業協同組合」は、農業や観光業など妙高市内の11の事業所が立ち上げました。
組合に採用された人は、季節ごとの繁忙期などにあわせて、いくつかの事業所に派遣されます。1日(木)は開所式が行われ、金杉沙良さんと塚田萌衣さんが採用の辞令を受取りました。
金杉沙良さん
2人のうち、金杉さんは東京都出身の29歳です。祖父母が上越市に住んでいることもあり、妙高市にはウィンタースポーツでたびたび訪れていました。
金杉沙良さん
「農業関係の仕事をする予定。詳しい話はこれから。新しい挑戦なのですごく緊張しているが、役に立てたら。(妙高市は)すごく魅力的なまち。プライベートも仕事も充実させて過ごしていけたら」
塚田萌衣さん
また、塚田さんは上越市出身の26歳です。これまで上越市内の宿泊施設や日帰り入浴施設で働いた経験があり、最初の派遣先は赤倉観光ホテルです。住み込みで働く事になっています。
塚田萌衣さん
「経験を生かし、新しいことも吸収していろんな面で活躍したい。違った環境でも自分が出来ることをして成長できたら」
採用された人には、本人の希望や適正などを考慮したうえで、3か月ごとに9つの事業所の中から派遣先が決められるということです。
妙高はねうま複業協同組合 東智隆 事務局長
「移住のきっかけを探している人の受け皿に。移住者の要望を満たせるような組合になっていきたい。(興味を持ってもらう)きっかけ作りをすることで、地域活動が盛んになる。そこから移住者を受け入れる風土に。関わる機会を作ることに意義がある」
組合では、今後も受け入れる事業所との相性などを踏まえながら、積極的に人材を採用して行くということです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.