2023年05月05日 16:44更新
コッペル号でおなじみの上越市にある「くびき野レールパーク」の今シーズン初めての一般公開が5日(金・祝)行われ、公開を待ちわびていた鉄道ファンや親子連れなどでにぎわいました。
くびき野レールパークは50年以上前の昭和46年に廃線となった頸城鉄道の機関車や客車を保存する施設です。5日は「こどもの日」に合わせた一般公開が行われ、おなじみの蒸気機関車コッペル号や、ディーゼル機関車などがお目見えしました。
訪れた親子連れや鉄道ファンは熱心にシャッターを切ったり、機関車の乗車体験などで楽しんでいました。また、会場ではコッペル号の歴史に触れた紙芝居も上映されました。
訪れた人
「コッペルが見たくて市内から来た。公開されることが少ないので見れてよかった。状態がすごくいいと思った」
「札幌から来た。中学生の時に雑誌で頸城鉄道を見たことがある。きょう初めて来て、自分の目で実際に見ることができて幸せ」
施設は今年で16年目です。今年2月には、施設を運営しているNPO法人「くびきのお宝のこす会」が、レールパークを生かしたまちづくりを評価され、国土交通省から大臣表彰を受けました。さらに今年3月には、施設内にある鉄道の機関庫と、旧頸城鉄道の本社となっていた建物が合わせて、国の有形文化財への登録を答申されました。
くびきのお宝のこす会 西山義則 会長
「活動が全国的に認められてよかった。NPOスタッフやボランティアの支えで受賞などにつながったのでうれしい。今の活動がいつまでできるか分からないが、これからもしっかりと活動を続けていきたい」
次回の一般公開は、6月18日(日)となっています。
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