2023年04月04日 16:32更新
早ければ今月末からはじまる田植えを前に、上越市の農事組合法人「蛍の里」で4日(火)苗を育てる作業「播種」がはじまりました。
蛍の里は、およそ120ヘクタールの田んぼで、「わたぼうし」や「コシヒカリ」など11品種を栽培しています。
4日(火)に始まったのは、イネの種もみをまく「播種」です。
作業場では、職員など6人が箱を並べたり、専用の機械に土を補充する作業に追われていました。箱に土を敷き、水で湿らせた後、芽が出た種もみをまき、さらにその上に土をかぶせます。蛍の里によりますと、種をまいたあとは、気温32度前後に保たれた室内で成長させ、その後ハウスで苗が10センチほどになるまで育てるということです。苗を育てる箱は1日に2400枚、全体で2万5000枚に及ぶということです。
播種担当 湯本雅也さん
「今年も始まった感じがする。箱に衝撃を加えると土が片寄ったり、ハウスの中で苗が伸びすぎると田植えにも影響する。気をつけながら、収穫時に一等米になるように頑張っている」
作業は来月中旬まで続き、早生品種の田植えは今月28日(金)から始まります。
蛍の里 石田寿久代表理事
「肥料高騰など厳しいこともあるが、一俵でも多く収穫できるよう日々努力していきたい」
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