2023年03月09日 16:23更新
新潟県立看護大学で9日(木)に卒業式が行われ、97人がコロナ禍での学びを終えて晴れ晴れとした表情で学び舎を後にしました。
卒業したのは看護学部看護学科の97人です。厚労省の方針に基づき、多くの卒業生がマスクを外して式に臨みました。また、コロナ禍で4年ぶりに保護者が出席しました。
式では一人ひとりが壇上に上がり、卒業証書を受けとりました。
小泉美佐子学長は「理想とする看護を追及する志を高く持って、人生を歩んでほしい」とはなむけの言葉を贈りました。
続いて、卒業生を代表して佐藤俊輔さんが「看護師としてそれぞれ別の道を歩むことになるが、県立看護大の卒業生であることに誇りを持ち、自己研さんに励むことを誓う」と旅立ちの言葉を述べました。
卒業生は2年生の時から、新型コロナの影響を大きく受けました。一時は学校が休校になる中、オンラインで受講したり、病院での臨床実習ができない時もありました。
卒業生
「2年生以降コロナ渦で学べることも限られていた。先生や仲間たちに支えられながら色んなことを学ぶことができた。卒業しても一生懸命がむしゃらに頑張りたい」
卒業生
「仲間たちと力を合わせて乗り越える力を身につけられた。コミュニケーションをとって、あたたかい看護ができる看護師になりたい」
卒業生の進路は、6割以上にあたる63人が県内、そのほかの34人が県外で医療従事者として働くことになっています。
この日は大学院生9人の修了式も行われました。なお、看護師の国家試験の合格発表は今月24日です。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.