2023年02月14日 17:41更新
14日(火)の上越地方は、冬型の気圧配置でときおり雪模様となりました。上越市大潟では最大瞬間風速が15メートルを超えるなど、吹雪く所もありました。冬型は15日(水)も続く見込みで、雪または雪時々曇りとなる予報です。
14日の上越地方は冬型の気圧配置で雪模様となり、山沿いなどでは吹雪く所もありました。風も強くなり、最大瞬間風速は上越市高田で14.8メートル、大潟で15.9メートルを記録しました。この影響でえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインは午後2時30分現在、妙高はねうまラインの上りと下りともに区間運休が発生しています。
こうした中、上越市の高田城址公園では、サクラを管理する「桜守」などが雪の重みなどで折れた枝を切り、切り口に殺菌剤を塗る作業にあたっていました。 上越市によりますと14日(火)現在、枝が折れるなどしたサクラの木は230本ということです。
桜守
「折れた枝は去年より多い。観桜会も近いので、きれいに咲いてほしい。これから少しでも被害が少ないことを願っている」
作業は観桜会が開かれる前の3月下旬まで行われる予定です。
新潟地方気象台によりますと、15日(水)も引き続き冬型の気圧配置となる見込みで、雪または雪時々曇りとなる予想です。14日夜から15日朝にかけての予想降雪量は、平野部で最大15センチ、山沿いで最大35センチです。
上越市ではこの冬、これまでに9人が雪による被害に遭っています。そのうち今月10日には、この冬初めて除雪作業によると思われる死亡事故が発生しています。亡くなったのは、上越市名立区の40代男性です。自宅近くの雪の上で心肺停止の状態で発見されました。市によりますと、男性に外傷はなく、近くにスコップが置かれていたということです。警察がくわしい状況を調べています。
このほか、今月11日には90代女性が自宅前での除雪中に雪で滑って大腿骨を折る重傷を負いました。さらに12日には、大島区の70代男性が、除雪中川に転落して軽いけがを負いました。
上越市では、除雪をする際はヘルメットをかぶる、滑りにくい靴を履く、路面が凍っていないか確かめてから作業を始めるなど注意を呼びかけています。
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