2023年02月13日 15:02更新
上越市横畑地区でユニークな小正月行事「馬」が11日(土)に行われました。大人から子どもまで息を切らしながらも元気いっぱい「馬」に成りきり会場は大にぎわいでした。
「馬」は横畑に伝わる伝統行事で若者や子どもが農耕馬に扮し豊作を願います。かつては集落の1軒1軒をまわって茶の間で跳びはね、ほこりが立つほど豊作と言われました。
行事は田んぼを耕す仕草「田ならし」からはじまります。
この日は、地元の潮陵中学校の生徒や谷浜小学校などの児童が小馬として参加し元気いっぱいに跳びはねました。
生徒
「見ている以上に疲れるけど楽しかった。これからも積極的に参加したい」
児童
「大変だったけど楽しかった。(五穀豊穣)色々な物がたくさん採れますように願った」
最後は大人による「大馬」です。周りからよいしょ~などと掛け声を受けて力のつづくかぎり跳び上がっていました。
大馬役
「久ぶりに跳んでキツかった。コロナが落ち着き、みんな幸せに暮らせることを願った」
馬の行事は一度途絶えましたが、地元有志が25年前に復活させ今に続いています。
有志の会 横田正美さん
「コロナでやらなければ終わりかと思ったがやれて良かった。3年分の思いを込めて跳んでもらった」
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