2023年01月04日 18:00更新
上越市と妙高市は4日(水)が仕事始めとなりました。それぞれ市長が職員に向けて年頭の訓示を行ったほか、市民との集いが開かれました。
上越市役所では課長級以上の職員およそ100人を前に中川市長が年頭の訓示を述べました。中川市長は市政の重要課題に掲げている人事改革について、職員の人材育成を進めることが大切だとして次のように話しました。
中川市長
「議論の中で私の政策に異論唱える職員もいた。市長、副市長、部長であろうが上越市に対して自分の考え方を言えることが必要」
この後、上越市の新年祝賀会が開かれ、町内会長や市内の事業所などからおよそ2000人が参加し、市長と名刺を交換して新年のあいさつを交わしました。あいさつに立った中川市長は去年を振り返り、上越市では、まちづくりの最上位計画となる第7次総合計画がまとまったとして、今年の抱負を次のように述べました。
中川市長
「皆さまとつくり上げた今後8年間の市の羅針盤と言える第7次総合計画に基づき、様々な政策を展開していきたい。暮らしやすく希望あふれる町となるよう、今を生きる市民や次代を担う子どもの幸せを願い全力を傾ける」
藤野新田町内会長 髙橋邦雄さん
「コロナで(町内会の行事)中止が多かった。今8年目なので(町内会長)最後にしたい。コロナばかり言ってられないので平常に戻して行事進めていきたい」
中郷区地域協議会長 竹内靖彦さん
「中郷区は勝馬基金という競馬場のお金について自主審議してきた。その事業が完結する年だったので、区民の皆さんから賛同を頂きながらの濃い1年だった。今年はそれを維持するステップにもなるので大事な1年になる」
上越商工会議所 髙橋信雄 会頭
「まずは(にぎわいを)3年前に戻すこと。イベントがたくさんあるので一つひとつ元の姿に戻すことが今年は重要」
一方、妙高市では城戸市長が課長級の職員などおよそ100人を前に、年頭の訓示を行いました。
城戸市長
「『妙高市』を付けて青山学院大学が箱根路を走った。思ったことは『自分に与えられた責任を果たす』こと。今まで築いてきたことが次のステップに進む大切な年にあたる」
この後、市民の集いが開かれ、市内の事業所やNPO団体などから250人が参加しました。はじめに、市主催のバイオリン製作教室に通った5人が手作りの楽器で3曲を演奏しました。
続いてあいさつに立った城戸市長が、今年は人口減少に挑戦する第一歩の年として、今後のまちづくりの方針を定める「第4次総合計画」の策定について次のように話しました。
城戸市長
「(第4次総合計画)今年から策定に着手する。多くの市民から参画してもらいできる仕組みをつくっていきたい」
この後、町内会長や区長を長年務めた市民が表彰されました。
石塚町町内会長 横尾博美さん
「後半の2年間はコロナでほとんどの行事ができず心残り。町内の皆さんが健康に過ごしてもらえれば。これからは若い人たちに協力していきたい」
NPO法人 あいあう
「子ども食堂と困窮世帯への日用品などの配布をしている。(去年)支援を受けたい人が急増して持続可能な形にしたいと法人化した。子どもたちが美味しいごはんを食べて元気に成長できること、心配なく自分の夢を追いかけられるサポートをしていきたい」
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