2022年12月10日 20:30更新
地域の良いところを観光に生かすにはどうしたらよいかをテーマにした講演会が上越市で開かれました。講演会は、上越・妙高・糸魚川などの女性でつくる「しゅしゅクラブ」が結成10周年を記念して開きました。クラブでは、これまでに並行在来線や駅舎を盛り上げるイベントなどに取り組んできました。
この日、講師を務めたのは、湯沢町の観光ガイドで、にいがた観光カリスマでもあるなぐも友美さん。テーマは、「地域をより良く表現する観光の仕掛けづくり」です。
(なぐも友美さん)
「知らないところ、興味のない所には人が来ない。知られていることが大前提。一回来てくれたお客様をどれだけ離さないかがファンづくりにる」と話し地域にファンを呼び込むには、地元目線の宝物をみつける工夫が大事だとアドバイスしました。参加者は「(観光の雰囲気作りが)上越は徹底的に低いなって思う。今あるものを磨き上げが大事と気づかされた。」と話した。
しゅしゅクラブでは、子育て世代の鉄道利用を促そうと、えちごトキめき鉄道の直江津・糸魚川間で子ども列車を走らせた実績があります。しゅしゅクラブ代表 宮﨑朋子さんは「(コロナで)この2年ぐらい私たちは移動すること、旅行に行くこと、電車やバスに乗ることを恋焦がれてきた。これから先はもう一歩新しい旅の移動の仕方があると思うのでさらに利用促進を頑張っていきたい」と意欲をみせました。
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