2022年12月11日 04:00更新
年末年始の贈答用などに役立ててもらおうと、上越市浦川原区にある新潟第一酒造が自社ブランド「越の白鳥」の干支ラベルをつくり、販売をはじめました。図柄の「寅」と「卯」は上越市のイラストレーター ひぐちキミヨさんが描きました。
これが「越の白鳥」の干支ラベルです。今年の干支「寅」と、来年の干支「卯」の2種類があります。
イラストを描いたのは、上越市で活動するイラストレーター ひぐちキミヨさんです。
新潟第一酒造 武田葉子 専務取締役
「ひぐちさんと親交があり2~3年前からこういうものを作りたいと話していた。『ゆく年くる年』のイメージで、年末年始のあいさつやお歳暮などに使ってほしい」
「寅」ラベルには、竹林にたたずむ勇ましいトラが描かれています。中身は純米吟醸の無濾過原酒です。
「卯」はウサギと白鳥が並んで月見をする姿が描かれ、正月を家族でのんびり過ごしてほしいという思いが込められています。中身は今季最初に絞られた新酒の無濾過生原酒です。
2つのラベルに共通するのは、酒のブランド名にもある「白鳥」が描かれていることです。
イラストレーター ひぐちキミヨさん
「『くる年』は、白鳥がウサギと並んで堂々としている。片や『ゆく年』は、空の彼方へ飛んでいく白鳥で違いを表現。普段自由に町や建物を描いているのとは違い、ラベルはお客さんを想像しながら描くところが楽しい」
干支ラベルは、今後も干支にあわせて2つの絵柄で販売するということです。
値段は「寅」ラベルが税込み2200円、「卯」ラベルが1595円です。直江津ショッピングセンターエルマール内の増井酒店と、直江津駅近くの山清酒店で販売されています。
新潟第一酒造の武田専務取締役は「ほのぼのしたひぐちワールドを酒とともに味わい、いい年の瀬を迎えてほしい。年男や年女へのプレゼントとしてもぴったり」と話しています。
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