2017年08月30日 19:46更新

顧客満足の向上をめざし電話の応対を競うコンクールが30日行われ、出場者は日ごろの業務で培われた応対技術を発揮した。

 このコンクールは電話の応対技術を競うことで企業のサービス向上に役立ててもらおうと日本電信電話ユーザー協会が毎年開いていて今年で58回目。今日行われた上越ブロック大会には６の事業所と職業訓練学校から32人が出場した。出場者は金物屋の社員を演じ、前日にオンラインショップで注文した客からの商品変更の電話に応対。しかし客が変更を希望した商品は在庫切れになっていて客から情報を聞き出し希望にかなう別の商品を提案するという課題。 競技では言葉遣いや声の大きさ、コミュニケーション能力、客が満足できる応対であったかなどを競った。出場者は客の希望を聞きながら機転を利かせた応対を心がけていた。 

毎年出場している頸城建工の斎木扶美恵さんは「コンクールは普段の技術を確かめられる貴重な場。これからも一人一人に合わせて対応できるように言葉遣いや応対技術に力を入れていきたい」と話していた。

審査の結果以下の通り。

優勝　　    齋藤　瑠衣　さん(ホテルハイマート)
準優勝　  　青木　瑞葉 さん(佐川急便上越営業所)
優秀賞　　  斎木　扶美恵 さん(頸城建工)
  　　　　　大坪　美穂 さん(頸城建工)
  　　　　　佐藤　夏泉 さん(NTT東日本)
  　　　　　糸川　輝 さん(NTT東日本)
  　　　　　渡辺　花恵 さん(頸城建工)

７人は９月27日に新潟市で行われる県大会に出場する。