2022年11月18日 12:32更新
佐渡汽船が一般公募していた来年春に佐渡市小木と直江津を結ぶカーフェリーの名前が「こがね丸」(4代目)に決定しました。
佐渡汽船では、来年春に小木-直江津航路に就航するカーフェリー「えひめ」の新しい名前を今月1日から10日まで一般公募していました。その結果1794件の応募があり、選考により「こがね丸」(4代目)に決定しました。こがね丸の応募総数は似た名前も含めて56件寄せられたということです。
こがね丸(4代目)
■全長:約116メートル
■総トン数:約2500トン
■速力:20ノット
■最大旅客定員:約600人
■車両搭載能力:中型バス35台と乗用車25台、または乗用車150台
佐渡汽船によりますと、こがね(黄金)は、世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」と、佐渡中心部に実る「佐渡米の稲穂」などをイメージしているということです。選考理由については、かつで小木-直江津航路で活躍した「こがね丸」の由緒ある船名を用いることで、佐渡航路の過去と未来をつなぐ船になってほしいという思いが込められているということです。就航は来年の春の予定です。
佐渡汽船は去年、経営改善のためカーフェリー「あかね」を売却し、去年4月からジェットフォイルを運航していましたが、自治体や地元住民からカーフェリーの再導入を要望する声が強く、愛媛県の宇和島運輸から瀬戸内海で就航していたカーフェリー「えひめ」を購入しました。 購入費用は8億7000万円で、そのほか改造費などに2億円を見込んでいます。
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