2022年11月15日 10:35更新
日本最北限のミカンともいわれている「佐渡が島みかん」の収穫が佐渡市小木地区で始まっています。
小木堂釜にある金子伸吾さんの農園では3品種の「佐渡が島みかん」を14アールの畑で育てています。このうち、現在は主力品種「ゆら早生」の収穫が行われています。
小木地区や赤泊地区など佐渡の南部で栽培されている「佐渡が島みかん」は皮が薄く、酸味と甘みのバランスの取れた味わいが特徴です。
温かい地域で栽培されるイメージが強いミカンですが、南部地区は県内でも比較的温暖で積雪が少なく栽培に適し、「佐渡が島みかん」は日本最北限のミカンともいわれています。
南部地区では平成20年から栽培が始まり、現在はおもに「ゆら早生」のほか「田口早生」、「興津早生」の3品種が16軒の生産者によって栽培されています。今年は夏の晴天に恵まれ、小粒なものの糖度は例年より高く、収穫量も多く見込めるということです。
小木みかん生産組合の金子伸吾組合長
「今年も出来のいいみかんができたと思う。ぜひ手にとって召し上がっていただけたら」
主力品種であるゆら早生の収穫は11月中旬ごろまで行われ、その後は「田口早生」、「興津早生」の順に12月中旬ごろまで収穫が続きます。
収穫されたみかんは島内のほか上越市や東京都などに出荷されるということです。
佐渡テレビジョン
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.