2022年10月27日 15:21更新
佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で27日(木)早朝、佐渡金銀山の世界遺産登録を願い鳩レースが行われました。
鳩レースは動物が元々暮らしている場所にたどり着くことができる能力「帰巣本能」を利用したもので、放してから飼い主のいる鳩小屋「鳩舎」に戻るまでの速さを競うものです。
今回は平和の象徴とされる鳩を佐渡から飛ばし、世界遺産登録の機運を盛り上げようと日本鳩レース協会の会員らが企画。日本鳩レース協会の柴田 敏広副会長が佐渡に訪れ、レースの指揮をとりました。
日本鳩レース協会 柴田 敏広副会長は、
「世界遺産登録に向け何か参画したいという思いで今回実施した」
参加したのは新潟県長岡市の愛好家を中心に山形、秋田などから25人が飼育する鳩428羽です。鳩舎に戻るまでの分速を競います。
レースは「佐渡を世界遺産にする会」の中野洸会長のスタートの合図と共にケージが開かれました。鳩はいっせいに飛び立ち、世界遺産登録など愛好家の思いをのせ、佐渡から各地を繋いでいました。
佐渡を世界遺産にする会 中野洸会長
「力強く羽ばたいている光景を見て勇気づけられた。また同時に(登録に向けて)もっと頑張っていかなくてはいけない」
鳩レースを行う人は、全国で1万5000人ほどいて、協会では今後も佐渡でこのようなレースを開催していきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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