2022年10月18日 17:26更新
上越市は昨年度市内で行われた公共工事で施工や成果が優秀だった企業を表彰しました。表彰式は公共工事を行なう地元企業の功績を称えようと上越市と上越市ガス水道局が毎年行っています。
今年は昨年度公共工事が完成した159件のうち30件が優良と認められ企業と技術者に表彰状が手渡されました。
このうち高館組の松矢秀成さんはかつて川として使われた下吉野地区の水路で災害を防ぐための工事を担当しました。近年豪雨災害などの危険性が高まるなかこの水路では草木が生い茂り雨水の流れが悪くなり水があふれるおそれがありました。
高館組 松矢秀成さん
「排水路として機能していない部分があり特に夏場は水が溜まって虫が湧くなど劣悪な環境の工事だった。高齢者の方が多く住まわれている地域で雨が降ると心配されていた中で工事が終わり住民の方から感謝されやったかいがあったと感じた」
表彰式では受賞者を代表して草間組の代表取締役草間一嘉さんが「アフターコロナ、ウィズコロナという新しい時代の中でさらに技術の研鑽に励み安全第一で工事を進めたい」と決意を新たにした。
また中川市長は工事関係者に感謝を伝えたうえで「土木工事をはじめ災害復旧や除雪などは地域を支える重要な産業。今後も安全安心なまちづくりに力を貸してください」と述べた。
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