2022年09月01日 17:20更新
県立上越テクノスクール2年の長谷川颯汰さんが、ものづくり競技の全国大会、自動車整備部門で銅賞に輝きました。
長谷川さんが挑んだのは、広島県で7月に開かれた「若年者ものづくり競技大会」の自動車整備部門です。本番では全国から選ばれた17人が出場。「エンジンの分解」や「サスペンションの点検」など5項目で作業の迅速さと正確さを競い、長谷川さんは銅メダルに輝きました。
31日(水)は大会関連団体の新潟県職業能力開発協会の木川義裕専務から賞状と銅メダルが手渡されました。
長谷川さんは大会に向け、6月中旬から多い日には4時間もの練習に取り組んできました。それだけに3位という結果に納得していません。
「銅賞と知って悔しかった。金を狙っていた。途中でちょっと失敗したのが分かった。練習の段階でできていたので悔しい」と大会をふり返っていました。
長谷川さんは高校卒業後、自動車整備士を志しテクノスクールで学んできました。来年春には上越市内の自動車整備工場に就職することが内定しています。今の目標は就職に欠かせない専門の資格です。
「次の目標は、国家資格の自動車整備士2級の取得。それに向けて勉強を頑張りたい。夢は独立して自分の工場を持つこと。30歳くらいまでにはやりたい」と意気込んでいました。
この大会で上越テクノスクール自動車整備科から入賞したのは長谷川さんが10人目ということです。
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