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直江津・小木航路 導入検討中のカーフェリー「あかね」より揺れの心配なし

2022年08月09日 20:35更新

佐渡汽船の直江津・小木航路に導入が検討されているカーフェリーは、来年3月25日から運航が始まり、以前使われていた高速カーフェリー「あかね」に比べて、揺れの心配は無いことがわかりました。

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これは、9日(火)に開かれた上越市議会文教経済常任委員会で明らかになりました。

佐渡汽船が直江津・小木航路に導入を検討しているのは、愛媛県の宇和島運輸が所有するカーフェリー「えひめ」です。

積載能力は、以前就航していた高速カーフェリー「あかね」とほぼ同じで、定員が610人。車は1階部分に8トントラック35台、または乗用車125台、2階は、乗用車25台を積み込むことができます。

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この「えひめ」の運行について、市は、佐渡汽船から来年3月25日から始める予定だと説明を受けたことを明かしました。このほか委員会では、高速カーフェリー「あかね」の営業不振につながった船体の揺れについて、「えひめ」は心配無いのかという指摘がありました。

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上越市産業立地課 小山博明副課長
「交渉前から佐渡汽船の専門家が現地に赴き船体と状態を確認。『あかね』より船がおよそ30メートル長い。日本海の波にも適応。揺れにくい」

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市によりますと、佐渡汽船は「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録による影響がなくても、カーフェリーの導入で、貨物や人員の輸送が増え、航路の収支はフェリー就航後、10年で数億円改善する見込みであると説明したということです。

しかし、航路の赤字収支は続き、特に就航後3年間は、フェリー購入による減価償却費を含め大幅な赤字となることから、航路維持のため上越市に対し、経営支援の要請があったことが報告されました。

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