2022年07月25日 17:37更新

北京オリンピックのスノーボード女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した妙高市出身の冨田せなさんが25日、妙高警察署の交通安全を呼びかけるイベントで1日署長を務め、夏休み中の交通安全を呼びかけました。

一日警察署長は先週22日から県内で始まった夏の交通事故防止運動に合わせて行われました。事故防止運動の重点目標は、横断歩行等の交通事故防止、疲労運転の防止、飲酒運転の根絶の3つです。はじめに妙高警察署で委嘱式が行われ、大竹健一署長から冨田せなさんに委嘱状とたすきが手渡されました。冨田さんが1日署長を務めるのは、3年ぶり2回目です。

冨田せなさん
「私自身も車を運転するので、気をつけたい」

大竹健一署長
「世界で活躍している冨田選手の活力と笑顔を我々のモチベーションに変え、効果的な広報を実施したい」

このあと道の駅あらいで、冨田さんが道の駅に立ち寄ったドライバーなどにチラシを配り、交通安全を呼びかけました。

チラシを受け取った人
「テレビで見ていた人に会えるとは驚いた。夏至も過ぎているので、車のライトの点灯を早めにしたい」
「運転には普段から気をつけているが、改めて一時停止など気をつけたいと思った」

妙高警察署によりますと、ことし管内で起きた交通事故はきのう24日までに人身事故が11件、けが人が13人と去年の同じ時期と比べ8件、8人減っています。一方で、亡くなった人はことし1人、去年はいませんでした。また、物件事故は433件で去年より106件増えています。

冨田せなさん
「夏休みに入って出かける人もいると思うが、安全に楽しくドライブしてほしい」