2022年07月20日 18:33更新
上越市下門前の上越科学館で7年ぶりに「恐竜展」が開かれています。目玉は県内で初めてとなる「ユタラプトル」の全身骨格標本の展示です。
ユタラプトル(全長 4.5メートル 高さ 2メートル)
これが、白亜紀前期に北アメリカ大陸に生息していた「ユタラプトル」の全身骨格標本です。これまでユタラプトルの化石はごく一部しか見つかっておらず、過去に公表された骨格は想像で補ったものでした。
今回の復元骨格は新しく見つかった化石をもとに2018年の最新研究に基づいて完成したもので、展示されるのは全国でも珍しく県内では、初めてだということです。
上越科学館 永井 克行 館長
「足の付け根がゴツイので早く走れたのではないか。爪もすごいので、あれでやられたらひとたまりもない。そういうところを見てもらえれば面白いと思う。」
会場にはこのほか、恐竜同士が争ったままの状態で化石になった全身の骨格標本や、実物のアンモナイトなど白亜紀やジュラ紀の年代を中心にした23点が展示されています。恐竜の標本を360度、様々な角度から見られるため細かい部分まで観察できるようになっています。
訪れた人
「恐竜がかっこよかった。」
「間近で見られた。大きくてびっくりした。」
上越科学館 永井 克行 館長
「こんなものが生きていた。それが今の自分たちに繋がっているということを妄想してもらえたら面白いと思う。」
恐竜展は、来月28日まで上越科学館で開かれています。上越科学館では今回の恐竜展のほか、2階では恐竜のロボットなども常設で展示されています。
上越科学館 恐竜展2022
■期間:~8月28日(日)
■時間:午前9時~午後6時
■入館料:一般(高校生以上) 800円/シニア(65歳以上) 600円/小中学生 400円
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