2022年07月15日 09:34更新
妙高市の長沢地区に伝わる伝統のソバ作りを体験しようと14日(木)、妙高市立新井南小学校の児童が地元住民に教わりながら、ソバのタネを播きました。
ソバのタネを蒔いたのは、新井南小学校の3、4年生20人です。
児童は校区内にある地域の魅力を探して、長沢地区に伝わる名物ソバを選びました。
児童はソバ作り50年のベテランで、地元のNPO法人いきいき長沢の大野敏男さんと大野公男さんに教わりながら、およそ1アールの畑にタネを蒔きました。
児童
「土かぶせを初めてやった。すごく手が痛くなった。がんばった証拠」
NPO法人 いきいき長沢 大野敏男理事
「(準備は)草刈りから始まり畑の耕運、きのうは溝作りなどをした。3年生は初めてだったが(4年生の)姿を見てみんな上手。(今後は)草刈りや電気柵、獣よけをする」
ソバは10月下旬頃に収穫した後、児童が手打ちにして、手製の器で味わうことにしています。
新井南小学校はオランダで広まったイエナプラン教育を段階的に導入する予定です。イエナプラン教育とは、一人ひとりの個性を尊重しながら自律と共生を学ぶものです。この日の授業も、この一環で行われました。
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