2022年07月13日 15:21更新
上越市直江津地区にある「市民いこいの家」の温浴施設の廃止をめぐって、直江津区地域協議会は昨年度「廃止は住民の暮らしに支障がある」として市に回答しました。12日は市の職員が再び説明に訪れ、今年度中に廃止とする方針に理解を求めました。
日帰り入浴施設を巡っては、老朽化や維持コストなどで毎年およそ2000万円の公費を投じていることから市は昨年度中に廃止する方針を示していました。これに対し、地元の直江津区地域協議会は存続を要望し、市は年度内の廃止を見送った経緯があります。12日開かれた直江津区地域協議会では、市の担当者が委員に公費負担の状況や施設の利用状況について説明し改めて、今年度中の廃止方針を示しました。
これに対し、地域協議会からは地元の町内会長協議会や施設存続を訴えた市民団体に対し、理解と納得できる説明してほしいと市に要望しました。
青山恭造会長
「市が町内会長町議会と話合いをして、その結果をもって協議会に報告するということで、これから地域協議会で話合いを進めたい」
小林元福祉部部長
「きょう、昨年度説明が足りなかった部分を説明した。丁寧に説明をしていきたい」
市は来月中に地元や市民団体に向け、説明会を開いた上で地域協議会に再び温浴施設廃止に関する諮問をする予定です。
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