2022年07月09日 20:24更新
道の駅あらい「四季彩館みょうこう」が、今月、オープンから2周年を迎えます。施設では、今後「ゼロウェイストな直売所」を目指し、食べ物をむだにしない、ゴミの出ない販売などに取り組むということです。
「四季彩館みょうこう」は、直売所などが入る道の駅あらいの新エリアとして、2020年7月にオープンしました。6月末現在の入り込み数は、およそ32万人です。
副店長の太田政幸さんは「コロナ禍でのオープンで、お客さんが来ない時期も長かった。地元の人の来店がなければ品物が回らなかったため、本当に支えられた」と振り返ります。
9日、10日の2日間は、2周年を記念したイベントが開かれ、フリーマーケットや飲食ブースが並んでいます。
施設では、今後、妙高市が進めるSDGs事業の一環として、食べ物を無駄にしない、ゴミの出ない販売などに取り組みます。
9日は、市民から捨てるものを集めた「もったいない市」が開かれました。売上の一部は、市内の子ども食堂に寄付されます。
買い物客
「3000円定価のサングラスが10円。自分も嬉しいし、捨てられないでゴミにならないのでいい」
「なんでも安く買えると、家計にも優しくてありがたい」
店内で行われているのは、菓子や調味料など、オーガニック食材の量り売り販売です。好きな分だけ買うことで、食品ロスを減らすことができます。
また、容器や袋は買い物客に持参してもらい、ゴミは出ません。
買い物客
「好きな量だけ買えてむだがない。スーパーなどでたくさん買うと、期限切れになってしまうことも多い」
四季彩館みょうこうでは、今月30日(土)から、この量り売り販売を店内に常設します。商品は、野菜やドライフルーツ、海藻類など徐々に増やし、幅広く取りそろえるということです。
副店長 太田政幸さん
「自分たちがけん引して、ゼロウェイストの取組を広げていきたい。その動きに周りがのってくれれば」
イベントの詳細は、道の駅あらいのホームページをご覧ください。
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