2017年08月14日 11:44更新
8月17日から九州各地ではじまる全国中学校体育大会。上越市から出場する選手を紹介する。
水泳競技、自由形に出場する直江津中等教育学校3年生の鈴木基心さん。
鈴木さんが出場するのは、50mと100mの自由形。
県大会では50mで全国大会出場の標準タイムを2秒近く上回る23秒96。大会新記録で優勝した。また100mでも標準タイムを2秒近く上回る52秒87の大会新記録で優勝。2年連続の出場を決めた。
「去年の決勝では空回りして自分の泳ぎができなかった。今年は悔しい思いをしないように、いまからしっかり準備をしている。レースの後半が苦手だが、スピードを落とさないように練習していく」と大会に向けて意気込んでいる。
鈴木さんは生後9か月頃から上越市藤巻にある上越正和スイミングスクールに通っている。今年3月末におこなわれたジュニアオリンピックカップでは50m自由形で全国優勝を果たした。100m自由形でも2位に輝き、全中でも優勝が期待されている。
鈴木さん(写真中央)
指導にあたる柴田学コーチは「他の選手と比べて上半身が強い。上半身のパワーを活かしつつ、どう抵抗を減らして後半のタイムロスを減らしていけるかがポイントになってくる」と分析する。
大会までは、スタートやターンに磨きをかけていく。さらに、レース中盤でスピードを落とさないよう、フィンや手にパドルを装着し、負荷をかけて泳ぐ練習をしている。
鈴木さんは「大きい(ダイナミックな)泳ぎが特徴。最後まで大きい泳ぎを活かし、優勝を目指して頑張りたい」と話している。
水泳競技は、17日から鹿児島県ではじまる。50m自由形は17日が予選、18日が決勝、100m自由形は19日に予選と決勝がおこなわれる。
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