2022年06月07日 15:59更新
上越市の古径記念美術館で開かれている富岡惣一郎の作品展で7日、上越教育大学附属中学校の生徒が世界に知られたトミオカ・ホワイトの世界を鑑賞しました。
小林古径記念美術館では、上越市出身の画家 富岡惣一郎の生誕100年記念展が開かれています。7日は附属中学校の1年生107人が、美術の授業で会場を訪れ、作品を鑑賞しました。
生徒からは「リアルだな~」「立体感があってスゴイ」といった声が聞かれました。
この後、学芸員が富岡ならではの技法で、オリジナルの白い絵の具を塗った下地を作ってからナイフで削る、「削りだし」について説明しました。生徒は、同じ技法で描かれたサンプルに触って凹凸を確かめました。
鑑賞後生徒は「ナイフで削っているところに興味を持った。もう一度富岡惣一郎のことを深く調べてみたい」と話していました。
生徒は今後、自分たちで絵の具を調合し、「削り出し」の技法を使いながら、「自分自身の原風景」をテーマに作品を描くことにしています。
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