2022年04月24日 11:11更新
コロナ禍で観光客が減少するなか、より地元客のニーズに合わせた店を目指そうと、妙高市の道の駅あらいにある「四季彩館ひだなん」が精肉の販売を始めました。
精肉の販売を始めたのは野菜や山菜の直売所「四季彩館ひだなん」です。ひだなんではこれまで、道の駅のロケーションを生かし、買い物客の8割が関東圏など県外からでした。
しかしコロナ禍によって客足は激減。そのため県外客にダイレクトメールで情報を発信したり配達を始めるなど、試行錯誤を重ねてきました。
そうした中、地域住民のニーズにも応えようと今週から精肉販売を始めました。その背景には店に野菜や山菜を持ち込む地元生産者の声がありました。
四季彩館ひだなん 佐藤俊一 副店長
「約400人の生産者がいるが、買い物に行くのが大変と言う高齢者が多い。ここで全て買えれば助かるという声にこたえた」
扱う精肉は、越後もちぶたや若鶏など、全て国産のものです。
生産者
「この辺りには肉屋がないからみんな喜んでいる。他のスーパーに行かなくても、ここで揃うから便利」
佐藤 副店長
「地元の人が精魂込めてつくった新鮮な野菜と肉があれば、グリーンシーズンにはバーベキュー、寒い季節には鍋などができる。自信をもっておすすめする」
今後、夏にはバーベキュー用の肉を増やすなど、ニーズに合わせて対応していきたいということです。ひだなんの営業時間は、午前8時30分から午後5時までです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.