2022年03月17日 16:56更新
佐渡市の産品の販路拡大を目指し行われていたプログラムの報告会が14日(月)に行われました。
このプログラムは佐渡産品の「売れる」商品づくりや販路拡大を目指し佐渡市地域振興課が主催しているもので7つの島内事業者が参加しました。
今回の報告会では去年行われた商品開発相談会や、今年2月に行われた千葉県での商談会について各アドバイザーから報告がありました。
商品開発アドバイザーを務めた良品工房の白田典子さんは全国で佐渡の産品を展開するにあたり、商品をより手に取ってもらえるよう変更した点について報告しました。
具体的には味や内容物を想像しやすくするため、商品名をわかりやすくシンプルに表記することや、中身がわかるようにするため内容物の数を減らすなどの工夫です。
一方で従来から採用されているパッケージについては、商品が自立することや再開封可能なチャック付きである点がテスト販売で好評であったとしました。
また商談会では、コロナ禍であってもディスプレイを工夫し、オンラインでバイヤーと事業者を結ぶことで佐渡産品を広く知ってもらう機会になったのではないかとしました。
このプログラムに出品した島内事業者からは「参加してよかった」「改めて自社の商品と向き合えた」など前向きな声があがっていました。
佐渡市地域振興課 伊豆野 裕一主事
「商品を開発しテストマーケティングを行うプロジェクトでは、表示からパッケージなどすべてを変更したうえで販売しました。参加した事業者さんからは好評で、参加してよかったとの声があったので良かったと思います」
佐渡市は、島内事業者と相談し佐渡産品販売ECサイト「さどおしな」を通じた佐渡産品の販路拡大を進めていきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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