2022年01月21日 17:41更新
上越地域の小中学生が冬休みに書いた書き初めの審査会が21・22日と上越市西城町3の高陽荘で開かれています。
これは児童生徒の技能を高めようと、上越国語教育連絡協議会が毎年開いているものです。今年は上越地域の小中学校133校から1万3313点の作品が寄せられました。審査は各学年の課題ごとに、字の形や「へん」と「つくり」の組立て、全体のまとまりや筆勢など、大きく5つのポイントで行われます。
審査では技能にあわせて「優秀」「優」「良」「佳」を認定します。さらに「優秀」の中でも特に優れたものは「会長賞」に選ばれます。21日は新型コロナの影響で審査を務める教職員の出張とりやめが相次ぎ、例年より10人ほど少ない人員となりました。また感染防止対策のため、審査員は壁際で審査していました。審査会は翌日も行われ、会長賞のほか、各学年の最優秀作品、一席から三席までが決まります。
上国連の清水陽一郎書写委員長は「皆さん一生懸命書いてきたのがよくわかるので、コロナ禍で少ない人数だが真剣に審査しようと頑張っている。何よりも伝統文化として書き初め書道を大事にしてほしい。勉強を頑張って、その学びを書き初めに生かしてくれれば。来年もよろしくお願いします」と話していました。
なお、審査された作品は認定証とともに、2月下旬から3月に児童生徒に返されるということです。
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