2022年01月20日 08:52更新
国の予算や税金など財政について学ぶ特別授業が19日に上越教育大学附属小学校で開かれ、児童が国の予算案づくりに挑戦しました。
授業は社会の仕組みを身近に感じてもらおうと、新潟財務事務所が6年生を対象に開きました。講師は事務所の瀬川大昭さんが務めました。
瀬川さんは初めに国の予算について、今年度の歳出総額は107兆円、そのうち44兆円が国の借金にあたる国債でまかなわれていると説明しました。続けて、歳出が増える大きな原因のひとつとして、社会保障による費用がかさんだためだと話しました。
この後、児童は国を人口100人の「日本村」に置き換えた予算案づくりに挑戦しました。医療や子育て防衛費などにどれだけ予算を掛けるか、グループごとに話し合って決めます。予算案はタブレットに入力して完成です。
6年生
「お金の使い道が色々あって、バランスを考えないといけない」「おもしろいので(政治に)関心がある。大人になったら政治に触れてみたい」
新潟財務事務所 瀬川大昭さん
「出身地をどう変えるのか小学生のうちから考えを持つことが必要。これからどうしたいか(具体的に)考えてほしい」
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