2021年12月23日 17:05更新

感染性胃腸炎の流行が収まりません。上越保健所管内で先週19日までの1週間に発生した患者数は、1医療機関あたり44人で、前の週に引き続き警報基準の倍以上となっています。保健所は警報を発令し、注意を呼びかけています。

上越保健所によりますと、感染性胃腸炎の症状で先週19日までの1週間に、上越市と妙高市の医療機関を受診した人の数は、平均44人と、前の週よりもおよそ3人増えました。これは国の警報基準「20人」の倍以上です。

市内にある児童福祉施設１か所では、集団感染が報告されました。管内には引き続き警報が発令されています。 

上越保健所は、調理や食事の前には石けんを使った十分な手洗いが必要としたうえ、感染性胃腸炎の症状で、おう吐や排せつがあった場合は、かならず、手袋、マスク、エプロンをつけて行うよう呼び掛けています。