2021年12月04日 15:05更新
上越市安塚区のキューピットバレイスキー場で3日、安全祈願祭が開かれました。
コロナ禍で昨シーズンの入り込みが大きく落ち込んだ中、関係者はビギナーやファミリー層をターゲットに新しい取り組みで今シーズンの集客につなげたいと話していました。
安全祈願祭にはスキー場の従業員や市の職員など30人ほどが出席しました。スキー場は2日の降雪などで山頂付近は50センチ、ゲレンデには15センチの雪があります。
キューピットバレイによりますと、昨シーズンの入込みはコロナ禍で、その前のシーズンの半分ほど、およそ5万3000人にとどまったということです。今シーズンは、緊急事態宣言が解除された中、入込み6万人を目指し、新しい取り組みで集客を図ります。
具体的には、リフトに一番近い第1駐車場を、ビギナーとファミリーに優先的に使ってもらう看板を設置し、事前PRで利用を促します。 このほか、非圧雪のパウダーエリアを拡大することにしています。
スマイルリゾート 田中章生 代表取締役
「今年は順調に雪も降っていて期待できると思う。昨年から種をまいてきた取り組みを花開かせたいと思っている。(地元客を中心に)何度も来てもらえるスキー場にしていきたい」
3日の祈願祭には、中川市長も出席しました。市長はスキー場の指定管理者であるスマイルリゾートの契約期間が来年3月で終了することについて、次のように話しました。
中川市長
「(スマイルリゾート)非常に良い動きなので今後についても発展的に考えていきたい。民間の新しい発想を生かして(スキー客に)楽しんでもらうようにやっていただくと市も助かる」
スマイルリゾート 田中章生 代表取締役
「県内5か所のスキー場を運営している。5か所が連携して、より楽しい企画を届けられるよう運営していきたい」
スキー場では、去年人気があった「コスプレでリフト券半額デー」や「大人のそりあそび」などのイベントも引き続き実施する予定です。
キューピットバレイスキー場のオープンは今月18日(土)の予定です。18日と19日は先着100人にリフト1日券がプレゼントされます。詳しくはホームページなどで 確認してください。
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