2021年12月06日 10:30更新
地域のあいさつ運動や事故防止を呼びかける活動に、積極的に取り組んでいる妙高市内の2つの団体が2日、「妙高市民の心」として市から表彰を受けました。
妙高市では「妙高市民の心」として、あいさつ運動や事故防止の啓発活動などに取り組んでいる団体を毎年表彰しています。2日は、水上商工振興会とパチンコ店、ダイナム新井店の2団体が、川上晃教育長から表彰状を受け取りました。
提供:水上商工振興会
そのうち、水上商工振興会は4年前から休耕田に安全メッセージなどを書いた「牧草ロール」を並べる活動に取り組んでいます。縦横1メートルの牧草ロールには「スピードを出すな」「特殊詐欺にだまされるな」などのメッセージが書かれています。その背景には水上地区で数年前、地元の人が交通事故の犠牲になったことや、お年寄りの特殊詐欺被害が増えている状況があります。
川上晃 教育長
「(牧草ロール)目に入る。言葉が温かくて、手作り感があり非常に良い(取り組み)」
水上商工振興会 髙橋数智和 会長
「初めは遊び心でやったのでどう思われるかわからなかったが、事故も減ったので役に立てたと思う。これからは牧草ロールだけでなく、地域に貢献できることを会で検討しながらやっていきたい」
提供:ダイナム新井店
一方、ダイナム新井店は地域のあいさつ運動やごみ拾い、花壇の整備活動などに力を入れているほか、社会福祉協議会への寄付などが評価され表彰を受けました。
ダイナム新井店 東勝 ストアマネージャー
「あいさつ運動を中心にやっているが、学生から声をかけてもらえるようになった。(今後も)地域の人とコミュニケーションを図っていきたい」
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