2017年07月20日 21:29更新
夏の高校野球新潟大会 準々決勝。上越勢として唯一勝ち上がる高田北城は20日、ベスト4入りをかけてハードオフエコスタジアム新潟で長岡工業と対戦した。
先攻の高田北城は1回表、4割の打率を残す5番笠原が1、2塁間を抜くタイムリーヒットで1点を先制すると、続く6番小川が三遊間を抜くタイムリーで追加点。
投げては前日に続きマウンドに上がった北城のエース幸村。立ち上がりから打たせて捕るテンポの良いピッチングで、序盤は長岡工業打線を封じた。
北城打線は2回表、1番小川がセンターを抜くタイムリーで、自らもホームへかえり2点を追加。4対0とリードを広げ、長岡工業のエース穂刈を打ち崩した。
その後、長岡工業が3、4回に1点ずつ返し4対2。5回裏には幸村が長岡工業打線につかまり2点をゆるし4対4の同点。
北城打線は長岡工業2番手ピッチャー岡本に対しチャンスはつくるものの得点につなげることができず。
追加点が欲し高田北城は6回表、長岡工業3番手ピッチャーの中村に対し、ノーアウトで7番熊木がセンターオーバーの3ベースヒットを放つなどチャンスをつくるも、得点につなげることができず。
6回裏、長岡工業5番阿部にレフトを超える2ベースヒットを許すも、守備陣の好プレーでピンチを切り抜けた高田北城。
7回裏、デッドボールやバントヒットをゆるし、ノーアウトランナー1・2塁のピンチで、高田北城のピッチャーは幸村から小林に。後続を打ち取るも2アウト満塁のピンチを迎えると、4番浅野にフォアボール。押し出しで4対5と長岡工業に逆転を許した。
3回から得点がない高田北城は8回表、5番笠原がフォアボールで出塁すると、6番小川がライトへ抜けるタイムリーで 5対5の同点。
しかし8回裏、小林が長岡工業6番の大橋に勝ち越しのホームランを打たれ、5対6と再び逆転を許した。
9回表、高田北城は代打上野が相手守備の乱れの間に2塁へ。続く9番幸村はデッドボール、1番小林はフォアボールでノーアウト満塁のチャンスを迎えると、2番澤谷の犠牲フライで6対6と再び振り出しに戻した。
試合が動いたのは延長12回表。高田北城は3番斉藤がフォアボールで出塁。続く4番牛木が左中間ヒットでノーアウト2・1塁。5番笠原が送りバントでランナーを3・2塁とすると、6番小川のタイムリーで7対6。さらに1点を追加し8対6。
その裏、高田北城は1点を取られるも8対7で振り切り、3時間半を超えるシーソーゲームを制した。ベスト4入り、準決勝へと駒を進めた。
※2017年7月21日(金) おはよう上越(6:30~)ニュースLiNKで放送(初回18:30~)
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